約 5,530,388 件
https://w.atwiki.jp/kokuto_4th/pages/86.html
スピルデンで活動を開始したゴールドハウンドのメンバー達。 早速スピルデン・レッドエリアの散策を計画するグレナム=ラッシュバーンだったが、そこへ女性陣がやってきて…? スピルデンでお買い物#1 明日、午前辺り、レッドエリアとやらを散策する人を募集します。 - グレナム 2013-04-03 00 12 07 `・ω・)ノ スピルデンの商店街や教会が気になりますし、一緒にブラブラ散歩しますか。 - ユノ 2013-04-03 00 18 09 防衛をするにあたって、地の利を・・・。いや…そうだな、その辺りも見る物良いかもしれない。 - グレナム 2013-04-03 00 22 21 ご一緒させて頂いてもいいですか? - 月影姫 2013-04-03 00 20 02 あぁ。もちろん。ついでに街の方も見て回ろう。 - グレナム 2013-04-03 00 25 17 地形を把握するのも大事だけど、先ずは物資よ(買い物籠を提げながら) - ユノ 2013-04-03 00 32 13 月影姫ちゃんのお洋服って東方のモノみたいだけど、こっちの気候にはあってないんじゃないかしら? - ユノ 2013-04-03 00 33 51 はい、確かに少し肌寒いです。それに旅が長くてだいぶ痛んでしまってて・・・新調したいです - 月影姫 2013-04-03 00 39 39 思い切ってこちらの装いもいいかなとは思うんですが、どれがいいのかよくわからなくて・・・ - 月影姫 2013-04-03 00 41 21 繕ってあげられればいいのだけど、東方の服は勝手が違うみたいねぇ…・ - ユノ 2013-04-03 00 47 28 私のセンスでよければ、お洋服を見繕ってあげるわ。 - ユノ 2013-04-03 00 48 23 いいんですか?ありがとうございます - 月影姫 2013-04-03 00 54 51 ゆっくり選んでくると良い。荷物は私が見ておこう。(こうして荷物が増えていく - グレナム 2013-04-03 00 59 13 数時間後(・・・あれ?おかしいぞ…なんで私はこんなに買い物袋を提げているんだ…。調査をする予定だったのに…。 - グレナム 2013-04-03 00 44 48 えっと・・・結局私の買い物に一日つき合わせてしまって・・・ごめんなさい( _ ) - 月影姫 2013-04-03 01 08 39 なに、気にすることはない。今日は商店街も見て回るつもりだったんだから。 - グレナム 2013-04-03 20 47 24 うー・・・じゃあ次はちゃんとぐれなむさんのいきたいところに付き合いますね - 月影姫 2013-04-04 01 06 02 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tanken/pages/123.html
TITLE レンタルWIKI #nomenubar - 2008年04月25日 (金) 15時10分52秒 無料うぃき #showrss2 うぃき運営 選択肢 投票 ある (0) ない (0) notimestamp (0) おすすめうぃき 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 0 (0%) その他 投票総数 0
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/222.html
【文明】 闇 【命名ルール】 「(動詞)者~」 【多種族冠詞】 「亡者」「死神亡者」(死神) 【進化冠詞】 -
https://w.atwiki.jp/mellow11/pages/17.html
Wiki #bf ブログ検索に戻る 更新日2007-01-16
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/166.html
関連 → ヤンマとアカネ リビングメイルと苦学生 4 859 ◆93FwBoL6s.様 洗濯物の詰まったカゴを抱え、狭いベランダに出た。 アビゲイルは力強い暖かさを含んだ日光を甲冑に浴びて、目を細めるような気持ちで、ヘルムの上に手を翳した。春めいてきたと思ったら、急に気温が増してきて日中は暑いくらいだ。ついこの間までは、あんなに寒かったのに。風に乗って舞い込んできた桜の花びらが、年季の入った木製のベランダに散らばり、淡い模様を造り上げていた。 祐介一人分しかない洗濯物が入ったカゴを下ろしたアビゲイルは、一枚ずつ丁寧にシワを伸ばしながら干した。普段着のシャツやジーンズ、下着類、バイト先の制服、タオルなどを干していると、隣室のベランダで物音がした。ベランダを遮っているのは薄いベニヤ板なので、プライバシーはあるようでない。少し身を乗り出せば、様子も窺える。 「キューンキューン、キューンキューン、わったーしのかーれはおにやーんまー」 やたらと可愛らしいメロディーと歌詞の歌を口ずさんでいる声は、紛うことなきヤンマだった。 「キラリ光って急降下ぁー、ブーンと羽ばたいて急上昇ぉー、長く尾を引く特攻服でぇー。大きなー、ハートが重ねてふーたつ、青ーい大空ー、らーぶさーいんー、あいらっびゅー、ゆーらーぶみぃー、だーけど彼ったら私よりぃー、なわばぁーりあらっそーいにお熱なのぉー」 歌い終えた頃を見計らい、アビゲイルは身を乗り出してヤンマに声を掛けてみた。 「おはよう、ヤンマさん」 「へぐおっ!?」 隣室のベランダで、ヤンマは奇声を発して仰け反った。足元には、アビゲイルと同じように洗濯カゴが置かれていた。ハンガーには茜のブラウスやシャツが掛けられていて、どうやら洗濯物を干しながら無意識に歌っていたようだった。 「なあに、さっきの歌。すっごく可愛かったわ」 アビゲイルがにやにやすると、ヤンマは後退っていった。 「いや…別に」 「何の歌なんですか?」 「茜が歌ってたんだよ。たぶん、なんかの替え歌だと思うんだがな…」 ヤンマはひどくばつが悪そうに、爪で複眼を押さえた。 「歌詞はアレだけどなんか頭に残っちまったもんだから、つい口に出ちまって。速攻で忘れてくれ」 「そうね、祐介さんには黙っておいてあげるわ」 「つーことは、茜には喋るんだな?」 「うふふふふっ」 「アビィイイイイイッ!」 「いやぁね、冗談よ。それで、その歌の主の茜ちゃんは? ヤンマさんが洗濯物を干しているってことは、いないのよね?」 「あ、ああ、まぁな」 平静を取り戻したヤンマは、洗濯カゴから茜の下着を取り出し、物干しハンガーに下げた。 「学期明けのテストがあるから、クラスメイトとうちで勉強会するんだとさ。んで、さっき茜の携帯に電話があったから、茜はそのクラスメイトを駅前まで迎えに行ったんだよ。確か、転校生もいるとか言っていたな」 「じゃ、お昼ご飯でも差し入れしようかしら。ヤンマさんはどうするの?」 「邪魔になると何だから、適当にその辺を飛び回ってるさ」 洗濯物を干し終えたヤンマは、隣室の居間に戻った。アビゲイルは乗り出していた身を戻し、空のカゴを持ち上げた。すると、玄関のチャイムが鳴らされたので、アビゲイルは洗濯カゴを脱衣所に置いてから玄関に向かって声を上げた。 「はーい、今出まーす」 アビゲイルがドアを開けると、そこには、当の茜と黒衣の少女、そして水色のトンボ人間が立っていた。 「おはよう、アビーさん!」 茜が挨拶すると、後ろの二人も一礼した。クラスメイトと思しき少女は茜よりも頭一つ背が高く、黒髪を長く伸ばしていた。春先にはあまり似付かわしくない黒いワンピースを着ていて、首からは六芒星が印された金貨のペンダントを下げていた。顔付きも高校生にしては大人びていて、涼やかな目元と華奢な首筋が印象的な、落ち着いた雰囲気を纏った少女だった。 そして、もう一人、というか、もう一匹である水色のトンボ人間はヤンマよりも小柄だが、それでも人間に比べれば大きい。水色と藍色の外骨格、透き通った四枚の羽、深青の複眼。アビゲイルが二人に名乗ろうとすると、隣室のドアが開かれた。 「あっ、兄貴! マジ久し振りっす、つかマジ元気してたっすか?」 水色のトンボ人間が軽薄な口調で挨拶すると、ヤンマが大股に歩み出てきて、トンボ人間の頭を掴んだ。 「転校生って何かと思ったら、お前かシオカラぁああああっ!」 「あっ、兄貴ー、サーセンサーセンマジサーセーン! てか親の転勤なんすよー、マジ不可抗力っすー!」 唐突にヤンマの上右足の爪で頭を掴まれたトンボ人間、シオカラはヤンマの力に押されて前のめりになっていった。 「お前は俺より二つ年下だろうが、なんで二度目の二年生やってんだよ!」 「ダブったんすー、てかマジそれだけっすー!」 「なんで寄りによって茜の学校に転校してきやがんだ、ああぁ!?」 シオカラの頭部を上両足で挟んで持ち上げたヤンマが凄むと、シオカラはばたばたと羽を揺らして暴れた。 「それもマジ不可抗力っすー、親が勝手に決めたんすー! つかマジ痛っ!」 「あの、ヤンマさん…?」 事の次第に付いていけないアビゲイルが恐る恐る声を掛けると、ヤンマはシオカラを投げ捨てた。 「こいつも有り体に言えば俺の幼馴染みだが、茜と違って腐れ縁だ。こいつのせいで、俺はどれだけ迷惑を被ったことか」 「具体的にはどういうことなの、茜?」 黒衣の少女が茜に尋ねると、茜は苦笑した。 「しーちゃんってね、いい加減なんだぁ。勝てもしないのに昆虫人間にケンカ吹っ掛けて、全部ヤンマに押し付けちゃうの。おかげでヤンマはケンカ慣れして馬鹿みたいに強くなっちゃったけど…。あ、でも、しーちゃんは悪い子じゃないよ。本当だよ」 「悪意がねぇから尚更腹立つんだろうが!」 身を屈めたヤンマが俯せに倒れているシオカラの首を掴むと、シオカラはへらっと笑った。 「サーセン。つか、兄貴もマジ変わらないっすねー。つか、仕事はどうしたんすか? 今日、祝日っすけど平日っすよ?」 「うるせぇダブリ野郎! 黙って勉強しとけ!」 ヤンマはシオカラを乱暴に放ると、立ち上がり、二階廊下の手すりに下右足を掛けた。 「どこ行くの、ヤンマ?」 茜に問われ、ヤンマは爪先で空を示した。 「これ以上そいつの傍にいたら、本気で頭を叩き割っちまいそうだからな。夕方までには帰る」 「うん、いってらっしゃーい」 茜が手を振ると、ヤンマは空中に身を投じ、落下した瞬間に四枚の羽を羽ばたかせて大柄な体を浮かび上がらせた。乾いた空気が叩かれ、砂が舞い上がってきた。茜はヤンマの背を見送ってから、頭を押さえているシオカラを見下ろした。 「大丈夫、しーちゃん? ヤンマのアイアンクローって、いつ見ても痛そうだもんねぇ」 「なんとか平気っすー、つか兄貴マジパネェー…。マジ頭割れるかと思ったー…」 シオカラは起き上がり、がちがちと顎を鳴らしていた。そして、突っ立っているアビゲイルに気付き、上右足を上げた。 「兄貴のせいで名乗り遅れたっすけど、俺っち、茜ちゃんのダチのシオカラっす!」 「真夜です」 黒衣の少女も、再び一礼して名乗った。アビゲイルは気を取り直してから、名乗り返した。 「私はアビゲイル。この部屋に居候させてもらっているのよ」 「じゃ、アビーさん、そういうわけだからよろしくね!」 「お勉強、頑張ってね」 笑顔の茜にアビゲイルが頷き返すと、茜は一人と一匹のクラスメイトを伴って自室に入り、弾んだ会話が聞こえてきた。アビゲイルがその様子を微笑ましく思っていると、背後で寝室兼勉強部屋のふすまが開き、身支度を終えた祐介が現れた。 「えらく騒がしかったが、何があったんだ、アビー?」 「茜ちゃんが勉強会をするってお友達を二人連れてきたんだけど、男の子の方がヤンマさんの幼馴染みだったのよ」 アビゲイルが説明すると、祐介は勉強道具の詰まったショルダーバッグを肩に掛け、玄関にやってきた。 「んで、ヤンマはそいつに絡んで荒れたってわけか。相変わらずだな。もう一人の方は普通の人間か?」 「ええ。茜ちゃんより大人っぽい女の子で、綺麗な子だったわ」 「そりゃいいことだ」 スニーカーを履き終えた祐介は立ち上がり、ドアに手を掛けたが、ドアスコープに目を留めた。 「アビー。ドアスコープ、いつの間に直したんだ? 確か、お前がすっ転んでヘッドバッドして割っちまったはずだよな?」 「あれは雨で床が濡れていたのと、お買い物の荷物で両手が塞がっていたから転んじゃったのよ」 アビゲイルは少しむっとしたが、真新しいレンズの填ったドアスコープを指した。 「アパートの前を通りかかった人が直してくれたのよ。人間、っていうにはちょっと不思議な感じの人だったわ。顔に填っていた部品は機械なんだけど、外見はどことなく生身っぽいっていうか、上手く説明出来ないんだけど。修理の御礼に、その日の夕ご飯に作ったロールキャベツをお裾分けしたわ。多田さん、って言ったかしら」 「そりゃ、たぶんバイオノイドだな」 「バイオノイド? それって人間とは違うの、祐介さん?」 「ロボットと人間の中間、というか、生体部品に極めて酷似した機械部品で構成されているから機械と言えば機械なんだが、人間といえば人間なんだ。俺は機械工学科じゃないから細かいことまでは説明出来ないが、言っちまえば即戦力の労働力だな」 スニーカーのつま先を床に叩き付けてから、祐介はドアを開けた。 「宇宙開発、戦争、ゴミ処理、建設現場、原子力関連、と、生身の人間じゃ出来ないこと、したくないことをさせるための存在だ。バイオノイドを人間扱いしない連中もいるみたいだけど、俺はそうは思わないな。頭ごなしに否定するのは好きじゃないんだ」 「そうよね。普通の人が出来ないことをするんだから、立派よね」 祐介は玄関を出ると、一旦振り返った。 「じゃ、俺も勉強しに図書館に行ってくる」 「いってらっしゃい、祐介さん。レポート、頑張ってね」 アビゲイルは彼に手を振りながら、見送った。祐介は少しだけ躊躇ったが、軽く手を振り返し、年季の入ったドアを閉めた。階段を下りる足音が下がり、遠のいていくのを聞きながら、アビゲイルは隣室で勉学に励む高校生達の昼食を考え始めた。茜はアビゲイルの作る料理は大抵喜んでくれるが、真夜は初対面でシオカラは昆虫人間なので、注文を聞いた方が無難だ。うっかり嫌いなものを作ってしまっては、彼女らもだがアビゲイルも切ない。だから、頃合いを見計らって、隣室を訪問しよう。駅前のスーパーへ買い出しに出るのも、その後がいいだろう。注文によっては、昼食の材料を買い揃える必要があるからだ。 とりあえず、今は掃除をしなければ。掃除機を使わずに水拭きしよう、とアビゲイルは玄関から室内に戻りかけ、足を止めた。傘立てに突っ込んである西洋剣が、うっすらと埃を被っていた。アビゲイルはそれに触れかけたが手を下げ、脱衣所に入った。 あれには触らない方が良い。バケツに水を張って雑巾を濡らしながら、アビゲイルは西洋剣のことを頭から振り払おうとした。自分の持ち物であるはずなのに、いつもあの剣が怖い。気にしないようにしているのに、視界に入ると思考を奪われそうになる。触れたりすると、抜いてみたい衝動に駆られることもある。だが、あの剣を抜いてはいけない。取り返しの付かないことになる。根拠はなかったが、そう思えて仕方なかった。だが、抜かなければいけない、という衝動もまたアビゲイルの奥底に宿っていた。 その衝動から目を逸らすため、アビゲイルは掃除に没頭した。 勉強会の余韻に浸りながら、真夜は帰路を辿った。 茜。シオカラ。そして、隣人のアビゲイル。一年生の頃から仲の良かった茜から誘われた時は、正直言って戸惑っていた。昆虫人間と接したことは少ないし、何より転校してきたばかりだったので、シオカラとは仲良くなれるとは思っていなかった。言動も軽薄で好きなタイプではなかったが、話し込むうちにシオカラの良さが解ってきて、これからも付き合えそうだと思った。アビゲイルも年上のお姉さんを絵に描いたような女性で、昼食に出されたサンドイッチは野菜がたっぷり入っておいしかった。味付けも丁度良く、マヨネーズは辛味が効いているが強すぎず、一緒に出されたマカロニスープもコンソメの優しい味がした。 家に帰るのが惜しかったが、ヤンマも隣室の主の祐介も帰ってきたので、真夜とシオカラは帰らざるを得なくなってしまった。シオカラとは途中まで一緒だったが、自宅の方向が違うので別れてしまった。夜道には慣れているが、今ばかりは寂しい。 自宅に到着した真夜は、玄関の明かりを付けてから廊下の明かりを付け、ヒールの付いたローファーを脱ぎながら言った。 「ただいまぁ」 だが、声は返ってこない。当然だ。真夜は勉強疲れで筋肉が強張ってしまった肩を回しつつ、リビングに入って明かりを付けた。八畳の洋間のリビングには、六芒星の壁掛けが掛けられていて、天井に届くほど大きな棚には魔法道具がずらりと並んでいた。水晶玉、ドラゴンの彫刻、鈍い光を放つ短剣、古びた魔導書など、両親がヨーロッパ方面で買い集めてきた中世時代の品々だ。リビングテーブルの下に敷いてあるラグも六芒星で、六芒星を囲む円の回りには、魔法文字がびっしりと縫い付けられている。棚の脇には、剣を携えた金色の全身鎧が直立している。だが、両親が調べた結果、これはリビングメイルではないようだった。 真夜の両親は、どちらも秀でた才を持つ魔術師だ。そして、真夜自身も高い魔力を有しているが、魔術師を名乗るには未熟だ。そして、二人はその優秀さ故にどちらも極めて忙しく、自宅に帰ってくるのは年に数回で、実質的に真夜は独り暮らしをしている。どれほど科学が発達しても、どうにも出来ないことがある。そういったことを処理するためには、魔術師の存在は不可欠なのだ。 「夕ご飯、作らないとなぁ」 真夜は独り言を零しながらリビングに入り、黒革のソファーに勉強道具の入ったバッグを投げ、座り込んだ。 「でも、アビーさんほどおいしくは作れないだろうなぁ」 真夜は薄いグレーのタイツに包まれた足を投げ出し、首に掛けていた魔力制御のペンダントを外してテーブルに置いた。ワンピースのファスナーを外して下ろし、脱いだ。魔力抑制作用のある染料で染めたワンピースは、機能は高いが可愛くない。今の季節には暑苦しいので着たくないのだが、着なければ制御力が緩い魔力が外に出てしまい、困ったことになってしまう。 「先にお風呂に入ろうかな。汗掻いちゃったし」 スリップ姿になった真夜は汗ばんだ首筋を拭ってから、金色の全身鎧に近付いた。 「あなたが動いてくれたら、少しは寂しくないんだけどね」 真夜は冷たいマスクに触れて、つるりと撫で下ろした。ヘルムの奥には何も見えず、浅い闇が満たされているだけだった。彼がリビングメイルでないことは承知しているが、また一人になってしまった寂しさが堪えきれず、真夜はかかとを挙げた。金色の滑らかなマスクに、柔らかく唇を当てた。かかとを下ろして身を引くが、やはり何も起きず、真夜は解っていたが落胆した。とりあえず、お風呂に入ってさっぱりしよう。それから在り合わせの夕食を作って食べて、明日の準備をして早く寝てしまおう。 真夜がリビングと廊下を繋ぐドアを開けると、金属音が聞こえた。ドアノブを回した音とも異なる、涼やかな硬質な音だった。まさか、でも、そんな。戸惑いながら真夜が振り返ると、金色の全身鎧は首関節を軋ませながら、ヘルムに真夜を映し込んだ。 「ここは…」 「なんで、動くの? あなたはリビングメイルじゃないはずなのに」 真夜が恐る恐る近付くと、金色の全身鎧は首を振り、呟いた。 「私は、死んだのか? ならば、ここはヴァルハラか?」 「二十一世紀の日本よ」 「は?」 金色の全身鎧が面食らったので、真夜は彼の胸部装甲に触れてみた。 「んー…」 気合いを入れて魔力を流し、感じてみると、金色の全身鎧にはリビングメイルと化すための魔法が施されていた気配はない。だが、残留思念が強烈にこびり付いている。魂の古さからして、金色の全身鎧と同じ年代に死亡した人間の魂のようだった。安直に考えて、魂の主は全身鎧の使用者だろう。戦死した人間の残留思念が武具にこびり付いているなど、よくある話だ。けれど、なぜ、両親の魔力では目覚めずに真夜の魔力で目覚めたのだろうか。ただ単に、相性が良かったのかもしれない。 「あなた、名前は?」 真夜が問うと、金色の全身鎧は少し間を置いてから答えた。 「アーサーだ」 「アーサー。良い名前ね。私は真夜」 真夜が笑むと、アーサーは少しやりづらそうに顔を背けた。 「だが、なぜ、君はそのような薄着なんだ? うら若き婦人が肌を曝すのは、あまり良くないと思うが」 「え、あ、ああ、気にしないで!」 真夜はスリップ姿であることを思い出し、動揺した。慌ててワンピースで体の前を隠すが、肩や足は隠れなかった。 「無事だったか、聖剣エクスカリバーよ!」 真夜の姿を見まいとするのか、アーサーは手にしていた剣を掲げた。 「え、でも、それも普通の剣…」 真夜が訝ると、アーサーは鞘から剣を引き抜き、滑らかな艶を纏った幅広の刀身を横たえた。 「聖者とは賢者、賢者とは隠者だ。エクスカリバーが真の姿を現すのは、魔剣ストームブリンガーと相見えた時のみだ」 「含蓄深いわね」 そうは言ったが、真夜はアーサーの話を信用していなかった。エクスカリバーもストームブリンガーも、伝説の剣だからだ。伝説と名の付く品は、知名度の高さ故に贋作も作られやすい。実際、これまでにも数十本のエクスカリバーが発見されている。だが、そのどれもが中途半端な力しか持たない魔法剣で、聖剣エクスカリバーと称されるには足りないものばかりだった。それはストームブリンガーも同様で、本物にも等しい偽物が出回りすぎて、魔術師達も本物を探し出すことを半ば諦めている。 「真夜と申したな」 剣を鞘に収めたアーサーは、片膝を付いて真夜の左手を取った。 「君の口付けは、私の魂を現世に誘ってくれた。魔術の心得があるとお見受けするが、魔女と言うべきではない。君は聖女だ」 「あれは、ただの偶然っていうか」 真夜が照れて俯くと、アーサーは真夜を見上げてきた。 「それは神の思し召しと言うべきだ、真夜。私には、魔剣ストームブリンガーとその操り手を断罪する使命が与えられている。だが、それは魔剣もまた同じこと。ストームブリンガーは、エクスカリバーを葬り去るために私に戦いを挑んでくるに違いない。私を目覚めさせてくれた君にも危険が及ぶかもしれないが、聖騎士の誇りに掛けて君を守ることを誓おう」 アーサーは真夜の左手の甲に、マスクを当てた。その仕草と感触に、真夜は意味もなく赤面した挙げ句に固まってしまった。アーサーは真夜の左手を解放して立ち上がり、剣を抜いた。聖騎士の誓いと思しき勇ましい文句を並べ、雄々しく胸を張っている。 アーサーの立ち振る舞いは、真夜が幼い頃から憧れていた騎士そのものだった。生憎、王子様には魅力は全く感じない。どうせなら、華奢な白馬よりも黒い毛並みの筋骨隆々の馬の方が良い。振り翳す剣も、突き刺すだけのレイピアでは物足りない。誰もが目を奪われる美しさと気品を持ち合わせた美少年よりも、甲冑に身を包んで雄々しく戦う猛者の方が魅力的だと思うのだ。 聖剣エクスカリバーに選ばれし、聖騎士アーサー。それがどこまで本当かは解らないが、嘘じゃなかったらいいな、と思った。魔法の心得がある者として、聖剣にも魔剣にも興味がある。真夜は胸の高鳴りを感じ、金属の感触が残る唇にそっと触れた。 ファーストキスだった。 ←・→ タグ … !859◆93FwBoL6s. *人外アパート
https://w.atwiki.jp/yonecchi_p10/pages/14.html
楽しい 簡単 無理がない どこからでも更新出来る アフリェイトも出来る サイトの中身を簡単に更新できるのが一番のメリットです。 更新の方法として、まずは簡単に説明文を作って、後で画像や詳細をアップする 方法に向いていると同時にブラウザがあれば簡単に更新できる。 インターネットに繋がっていればどこでも更新出来る ことが出きるのはYukiWikiと同じですが、perlやapacheのようにインストールや 多少複雑なコンフィグの設定がないぶん嫌気が出ないうちにコンテンツが完成し ます。 特に@Wikiについては無料なのがうれしいところです。 この@Wikiの活用方法として引用の場合に左右の枠を太くしてくれる機能があります。 各行ごとに をつければ表示してくれるのですが各行に手入力で を入れるのはしんどいのでTerapadで引用符つき貼り付けを行う簡単に引用部が作成出来ます。 ホームページ,ブログそれぞれの利点 ホームページの利点 今まで、それぞれを設置してきて優位点を把握して使いたい所です。 ホームページはある程度手間はかかるけど訪問者にとって軽い。よほどニューリ アルしなければ一定のアクセスが望めることや動作が軽いので訪問者を待たせる 事がない事です レンタルcgiを設置すればけっこうな解析出来ます。 ブログの利点 日々の日記や行動をメモにまとめたり金銭メモとしてその応用範囲は広い トラックバックやRSSに対応しているところもあるので その一方で特定のコンテンツと一緒に見せるのが難しいです。その半面更新したサイトの一覧がISPのトップページにあったり訪問者が増える仕組みはありますその半面レンタルcgiの設置が出来ないデメリット 特にプロジェクト別に使う場合には非常に便利です。 仕事の中にはいくつかのカテゴリがあると思います。そこで何人かでデータベー スを作るのに非常に有効です。 特に日常の業務について忘れやすいので、これをメモにとどめておくためにブロ グ風にして明記しています。
https://w.atwiki.jp/reddragon/pages/4.html
Wiki練習ページ(3項目) Wikiについて 練習ページ(Wiki) 練習ページ(ワープロ)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45273.html
登録日:2020/06/14 Sun 21 54 00 更新日:2024/07/26 Fri 20 56 09 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 ジョージ・A・ロメロ セメタリーゾンビ ゾンビ ゾンビ(映画) ゾンビ映画 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド バブ ビッグ・ダディ ビル・ハインツマン ランド・オブ・ザ・デッド 墓地 墓場 死霊のえじき セメタリーゾンビとは、『ジョージ・A・ロメロのデッドシリーズ』の第一作目『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(映画)』に登場するゾンビである。 本作のゾンビについてはこちらを参照。 演者はビル・ハインツマン 概要 本名や人間だった頃の素性は一切不明。セメタリーは「墓地」の意で、墓地を徘徊していたことが由来。 喪服(黒スーツ、黒ネクタイ、白ワイシャツ、黒い靴)を着用した白人男性のゾンビで、髪は茶色で短髪。 死因は不明だが、全ての死者がゾンビ化する謎の現象『ゾンビアポカリプス』でゾンビ化した最初期の個体となった。 最大の特徴は通常のゾンビよりもはるかに知能が高く動きも俊敏なこと。 通常のゾンビは一度脳死した状態から最活性化した影響で脳を含む身体のあちこちが機能不全を起こしており、動きは緩慢で知能も下等動物程度に劣化してしまう。 しかし、このセメタリーゾンビは動きも知能も酔っ払いの人間並で、転倒しても即座に立ち上がったり全力で逃げる人間を見失わずに追跡できる程度には走れるし認識できる。 その上、車の構造を理解し反対側のドアに回り込んだり、追い込んだ獲物に助けを呼ばせないため電話線を破壊したりまでする判断力を持つ。 もちろん素手では破壊出来ないものに対しては、即座に石や棒を利用して破壊しようとするなどおよそゾンビとは思えない知性を保っている(*1)。 ただし、後続作に登場するバブやビッグ・ダディとは違い仲間への慈愛を始めとする感情は持たない。 単純に他の個体より知能が高いという点では『サバイバル・オブ・ザ・デッド』に登場するジェーン・オフリンに近い。 単にこの時点ではゾンビの設定が定まっていなかったとする説もあるが、他のゾンビは後続作のゾンビと大差無い(*2)ため、明らかにこの個体だけ異常である。 因みに、「セメタリーゾンビ」という呼称はフィギュア化等の商品化に伴い定められた俗称で、作中ではゾンビではなく「グール(食屍鬼)」と呼ばれている。 脚本家の一人であるルディ・リッチからは「セメタリーグール」と呼ばれた。 もう一人の脚本担当であるジョン・ラッソが編集・映像追加した『最終版』(滅茶苦茶悪評名高い)では幼女を強姦殺人して逮捕され電気椅子の刑に処されたクソヤロウ。 埋葬直前にゾンビ化したことになっているが、この『最終版』にはロメロが一切関与していないことは留意すべきである。 作中の活躍 ゾンビアポカリプス開始直後、ピッツバーグの共同墓地にて死亡、ゾンビ化(死者の蘇生現象(デッドライジング))し、母の墓参りしに来たジョニーとバーバラ兄妹に襲いかかる。 ジョニーとの激しい取っ組み合いの末、怪力で無理矢理押し倒しジョニーの後頭部を墓石に打ち付け殺害。 しかしジョニーの遺体には手をつけずにバーバラに襲いかかり、彼女が車に逃げ込むと最初は無理矢理ドアハンドルを引っ張ったり窓を叩いてこじ開けようとする。 しかしドアがロックされていると分かると即座に反対側のドアに回り込み、こちらもロックされていると分かるとこじ開けるのは無理だと判断して大きめな石を拾い窓を破壊。 慌てて車を放棄して逃げ出すバーバラを酔っ払い走りで執拗に追跡し、彼女が民家に逃げ込むと今度は電話線を破壊し、連絡手段を絶つ。 その後もバーバラに執着し民家の周辺を徘徊し続ける。 ベン達がトラックにガソリンを入れるため、民家から飛び出した際は荷台に乗ったベンに掴みかかるが火を着けた即席の松明を押し付けられて引火し、慌ててスーツ叩いて火を消す。 その後、不幸な事故で爆死したトムとジュディのバーベキュー(焼死体)を他のゾンビ達と共に旨そうに食った。 映画終盤には遂に他のゾンビと共に民家に総攻撃を仕掛け、クーパー一家、バーバラが次々に犠牲となったあと、窓に打ち付けられた板を破壊して屋内に侵入。 だが最後の生存者であるベンが閉じ籠った地下室の扉を突破できず(*3)、夜が開ける前に退散した。 最後はいつの間にかコナン・マクレランド保安官率いる自警団に始末され、誤射により死亡したベンの遺体共々燃やされた。 最初のゾンビ このゾンビは色んな意味で「最初のゾンビ」であるため、「ファーストゾンビ」とも呼ばれる。 作中最初に登場するゾンビ ロメロのデッドシリーズ最初のゾンビ ゾンビアボカリプスにより蘇生した最初のゾンビ 作中で最初に「殺人」を行ったキャラクター シリーズ中で最初に「殺人」を行ったキャラクター 映画史上初の「人食いゾンビ」 映画史上初の「非ブゥードゥー教のゾンビ」 映画史上初の殺人ゾンビ 映画史上初の操られていないゾンビ 愉快な仲間達 ◆ヌードゾンビ 演者 キャロル・ウェイン セクシーな全裸の白人女性ゾンビ。リメイク版にも登場した。 演者はピッツバーグのプロのヌードモデルさん。 地元民「いつテレビ放送すんの!?」 ◆ゾンビ 演者 ルディ・リッチ 脚本担当の一人。どこにいるかな? 『ゾンビ(映画)』では強盗団リーダーを演じた。 ◆ジョニー 演者 ラッセル・ストライナー 序盤でセメタリーゾンビに殺されたバーバラの兄貴。手袋が目印。リメイク版では市民軍に殺られた。 頭を打ち付けて(脳が損傷して)死んだのにゾンビ化して復活という事で、物議を醸す存在。 実は演者のラッセルは制作スタッフも兼任しており、『バタリアン』の原案者の一人でもある。 ◆カレン・クーパー 演者 カイラ・ショーン クーパー一家の娘。推定9歳。登場時点ですでに大怪我を負っており、意識も朦朧としている。映画終盤に衰弱死、そしてゾンビ化。 ぶっちゃけハインツマン氏よりゾンビの演技が上手い。ちなみにハリー・クーパー役のカール・ハードマンは実父であり本当に親子。 ついでに母親役のマリリン・イーストマンは実母ではなくメイクスタッフで、蟲を貪り食ってたゾンビ役としても登場している。 余談 動きが機敏な理由は、バーバラを民家に追い詰めないといけない作劇上の都合だったりする。 演者のビル・ハインツマンは本作の制作スタッフも兼任している、ロメロ映画においては常連と言っていい人物。デビッド・エンゲやハワード・シャーマンに並ぶ「史上初のロメロゾンビ役者」として有名になった。その後はホラー映画の監督を務めたりし、本作の30周年記念作品として1999年の「最終版」で再びファーストゾンビ役に抜擢された。 リメイク版『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記』ではメイク担当のグレッグ・ファンクが演じる。オリジナル版と違い腐敗が酷く動きも緩慢だが、相変わらず石を拾って窓を割ったりと頭が良い。映画中盤でエレン・リプリーやサラ・コナー並のスーパーウーマンになっていたバーバラによって兄貴の敵とばかりに射殺された。 ジョージ・A・ロメロのデッドシリーズ関連項目 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(映画)(一作目) ゾンビ(映画)(二作目) 死霊のえじき(三作目) ランド・オブ・ザ・デッド(四作目) ダイアリー・オブ・ザ・デッド(五作目) サバイバル・オブ・ザ・デッド(六作目) ゾンビ/グール(ロメロのデッドシリーズ) バブ(死霊のえじき) ビッグ・ダディ(ランド・オブ・ザ・デッド) ショーン・オブ・ザ・デッド(映画)(パロディ作) バタリアン(映画)(パロディ兼権利上の正式な続編) 追記、修正は夜が開け、日が上り、ビッグ・ダディと共に死者の国を創造してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初代バイオハザードで最初に出てくるゾンビがマグナム二発に耐える特別固体なのはこれがオマージュされている…ってのは考えすぎか。 -- 名無しさん (2020-07-23 22 46 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/demonssaga2/pages/19.html
名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gameqwiki/pages/17.html
マインクラフトWiki 概要 ここでは、マインクラフトに関する情報を載せています。 規約については、こちらを参照ください。 編集・追加できるのは、当サイトメンバーのみです。 書き方については、こちらを参照してください。 クリエイティブ サバイバル コマンド MOD リソースパック スキン 設定 サーバー 配布ワールド